夜翔異聞
 

     
the Dream to Corrode


告知

 引継ぎに伴って、メインストーリー展開の無期限停止と世界観と背景設定およびルールの整備を行います。世界が崩壊へと向かう事は回避されましたが、依然ゲームの舞台である夜舞市は不安定な状態のままです。フリーGMスタイルに適した箱庭世界型の『世界を共有して楽しむ』形式への移行に伴っていくつかの変更点が施されています。ある意味では制限が強まっていますが、それは世界を維持するための制限ですのでご容赦ください。

 まず、世界観としては『ゆめの存在』に対する定義や用語の統一などをしました。使いにくくなったと思う人もいるかもしれませんが、いちいち舞台裏をPL達に公開して納得させるほどのシナリオを組まない限り、舞台裏はGMの裁量に任せます。ただし、GMへの注意にあるように人間や異能者相手のシナリオは明確に制限されているので注意してください。夢想幻蝕のシナリオのメインはあくまで『ゆめ』の事件を解決すべく挑むものであって、決して同じ人間相手の異能力バトルではないからです。

 次に、背景として巨大になりすぎていた「護国会」に「夢想樹崩壊事件」の後始末の結果として弱体化してもらう事にしました。これは元々国内ではPCを除き100人程度の『異能者』しか居ないという前提や初期のささやかな「護国会」の設定と大きく矛盾し、肥大化して邪魔になったためです。同じように、不満が多く問題だった夢群学生と夢幻会メンバーの関わり方、及び夢幻会の利点についてもいくつか変更しました。
  そして夢想樹消失に伴って、夢想樹ほどの決定的な結界・探知能力はありませんが夢群神社の巫女である城山三咲が夢想樹の代わりに霊的なサポートをする事になりました。

 最後に、「中衛カケラ」とカケラのバースト効果を廃し、さらにわかりにくかった「退魔の末裔」などのルール部分での改定を行いました。背景設定の整備に伴って一族揃って『異能者』であるなどとする事が難しくなったため背景部分での縛りが厳しくなっています。そのため、これらのルール改定によってCPのやりくりに問題が出る人には『無料の羽化』を。また、キャラクターの背景設定やイメージにが損なわれてしまうのでどうしても変更できないという人には『転生羽化(まず元々の初期作成CPで作り直し、そこに旧キャラの持っていたCPを使って成長させる)』を許可します。ただし転生羽化は要相談です。また、これらの特別な羽化は基本的に引継ぎ完了宣言が出てから有効になります。

 GMをしてくれる人はルール運用を。プレイヤーしかしない人も最低限世界背景くらいは目を通して置いてください。これらの内容からもれたものがあった場合、個別に対応しますのでRUINまで連絡してください。よろしくお願いします。

引継ぎ責任者 RUIN(kizuato@po21.lcv.ne.jp)



top