思い付くまま痕話


ダリエリについて(96/12/12)
 ・・・ダリエリ、かっこいいよね? (笑)
 次郎衛門のかつての宿敵だったらしいエルクゥの首領(笑)です。他の生き残りのエルクゥ達とは違い、盲目的な怒りと恨みの念に捕らわれる事なく理性的に耕一に語りかけてくる所なんて、これはもう明らかに一線を画してますよね。
 首領になるにはやはり力だけでは駄目だって事でしょうか。それとも次郎衛門に敗れたことが彼を変えたのでしょうか・・・謎です。

鬼とは(96/12/11)
 狩猟者として完全に覚醒した場合、それ以前に存在した『人間としての自分』と、『狩猟者としての自分』は一つに統合されるようです。心の中、理性と本能との間で葛藤が生じていたという事らしいですね。柳川の場合もその知識、記憶を受け継いだまま『鬼』として狡猾に動いていたようですし。
 楓ちゃんのバッドエンドでの耕一の場合、今まで人間としての耕一だけで生きてきたのが逆転して、狩猟者の耕一だけ・・・本能だけで動いているようなもので、めっちゃ危険そうです(笑)。柳川は『鬼』になってもそのままの生活を続け、貴之を大切に思っていたようですが、あの耕一は躊躇なく楓ちゃんに襲いかかってるしなあ・・・。さらに、耕一の場合『前世の記憶』も関わってくるので頭が痛い。どちらかの意識がその記憶を思い出したらどうなるのだろうか・・・。
 …既に違う意味で躊躇なく楓ちゃんに襲いかかってる事は秘密だ(笑)。


エルクゥについて
(96/12/11)
 創作で小説もどきを書くにあたって色々と考えてみたのだが、なかなか難しい。つまりエルクゥとは・・・

 思い付いたまま取り留めもなく書き連ねてみました。・・・謎が多いですね。そもそも、確かに人間と比べれば圧倒的な力を持っていますが、それだけで星々を渡る狩猟種族としてやっていけるのかどうか。・・・まあ、その辺は『炎や雷を操った』という記述が怪しいですね。人間相手の狩りには不要だと判断したような彼らの武器があるのでしょう。リネットが次郎衛門に渡したのも、そのような武器だったのかもしれませんね。


楓ちゃんと初音ちゃんについて(96/12/11)
・・・いきなりコレかい(笑)。
 どう考えてもこの二人はそれぞれ中学生、小学生でしょ。確かに高校生でも楓ちゃんくらいの人はいるけど、その方がバランスいい(・・・なんのバランスだよ)し、初音ちゃんしょってるのランドセル型のかばん(笑)とか、中学生の時の千鶴さんの、楓ちゃんと同じ制服(・・・同じだよね?)とか見てると、途中で変更されたんじゃないかとか勘繰りたくなります。やっぱり年齢的にまずいって事で高校生になったのだろうか?

痕にハマるまでの経緯(ネタばれ)(96/12/11)

 七月某日。夏休みで帰国していた私は某誌の広告で痕の存在を知る。絵柄にクセがあるが何か惹かれるものがある画面と色使い。そして何よりもその『痕』というタイトルが気に入って私の頭に残る。そして運命の(笑)痕発売日、偶然にも私は友人が新しいゲームを買いに行くとゆーので同行する事になる。そこには痕があった。

友: 「どれ買えばいいですかねー?」
私: 「…これは?なんかタイトルがいいよね」
 自分では買わない俺(笑)。結局その友人を押し切る形で購入させてしまう。
 その後、パソコンを持っていないその友人(…なぜ買う?)は痕を私に託して帰宅する事になる。…・またやりに来るそうだが。私の実家は喫茶店を経営していて、パソコンは店内にあるので必然的にプレイするのは店の閉まった後になるのだ(笑)。

 そして夜になり・・・だが奴は来なかった。そのまま無情にも痕を始めてしまう私であった。…いい性格してるよな。

 一回目、千鶴さんに殺されてエンド。千鶴さんッ!俺の話も聞いてくれええ。などと思いつつも最後の選択肢で逃げるなんて選べなかった私でした。そしてEND後のキャラ別コメントにて楓ちゃんにハマる事になる・・・。そーいや、帰ってきたら話があるってのはどうなってたんだろうか(一回目はどうやら強制的に千鶴さんシナリオの流れに行くようです)。と思いすかさず二回目に突入。そしてバッドエンド。・・・ああッ、楓ちゃんがああー(泣)。

 そして三回目にしてやっと楓シナリオをクリア。・・・しかし分岐があんな序盤の会話にあるとゆうのがちょっと残念ですねえ。・・・ともあれ、感動。トゥルーエンドのラストがまた悲しげで…個人的にはハッピーエンドよりも気に入ってます。余談だけど、楓ちゃんの部屋で・・・ってのは場所が場所だけにまずいんじゃないかと思うんですが。途中で千鶴さんの音楽が鳴るへんが特に……@p@;;

 満足してその日はそれで終了。久しぶりにゲームで徹夜してしまった。…その後は順調に梓シナリオなどをクリアしていく。そして柳川シナリオにおいて主人公と楓ちゃんの捜査シーンに出くわす。……そこで終わるかーーッッ!! その後はこの展開に分岐するシナリオがあると信じ込み、探すことに没頭する。

「・・・・嘘」

それが痕マスターの称号を得た時の第一声であった。そんな馬鹿なッ!俺はまだあのシナリオを見てないぞッ! のおお!・・・などと少しの間錯乱する私。まあ実際のところ、そんなシナリオは無いわけですが……ううっ、悲しすぎるぞ。

 そんなこんなで痕マスターになる頃にはもう、痕なくしては生きられなくなって(笑)いました。ああ、プレイできて良かった。結局、ソフトを買った友人がやる前に三十回ぐらいはクリアした事になります。
  …そのまま痕は譲ってもらう事になりました(たりめーだ)。

 さて最後に。まあ、プレイした事の無い人はこんな所まで読んでるとは思えませんが…もしまだプレイした事の無い人は、何をおいてもやってみる事をお勧めします。…ちなみに私は痕をやるためだけにWin95を導入してしまいました。そのためにモニターやサウンド、ビデオカード以外の全てをアップグレードする事になりましたが(笑)。

(追記 07/09/2003)
 現在では痕リニューアルという形でしか発売されていません。原画は同じ人なのですが思いっきり絵柄が変わっていたり、文章の方も蛇足的なストーリーが増えていたりと旧作ファンの中にはリニューアル版を毛嫌いしている人も居ます。ですが基本的には同じ『痕』ですし、ぶっちゃけ言ってしまえばノベルゲームの絵なんて慣れてしまえば気にならなくなってしまうものです。最初は私も旧作の原画が苦手でしたし^^; むしろ最大の問題点であったおまけシナリオの盗作部分がスッパリ無くなっているので人に薦めやすくなっています。
  まあそれに、個人的な意見ですがリニューアル版の楓ちゃんもこれはこれで良い!!おまけに追加シーンがある!!と言うことで俺的にはOK!問題無しッス!!(゜ロ゜ノ

旧版『痕』基準の上、本編と照らし合わせてないので不備があると思います。・・・が、そこはそれ、あまり気にしないでください。…でも指摘があればいずれ直します(笑)。


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