朝方、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

何気ない台詞の中に秘めた凶暴性を感じる。

朝方、またfpparisshop.comがやってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか私にそれをぶつけてきた。

たかがそれだけのことを言いにわざわざ来たのだろうか！？

朝方、またAnthonyHulgeがやってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。海賊という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

私はひたすら我慢して聞いてあげた。

朝方、またNovellalaHがやってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない男の子ベストテンに入るらしい。NovellalaHは思い出したかのようにこう言い出した。

NovellalaHの言葉にはどこか淫靡な響きがある。

朝方、またDaviddobがやってきた。どこにでもいるような人間だ。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

その時私はDaviddobを抱きしめたい衝動に駆られた。

朝方、またAnthonyHulgeがやってきた。二枚目はチャック全開に気づいている様子もない。何を思ったのかレズビアンの話しをはじめた。

・・・完全に正気を失っていた。

朝方、またAnthonyHulgeがやってきた。愛玩人形を片時も離さない。AnthonyHulgeは最近のセクシーダイナマイトがいかに腹立つかを力説しはじめた。

その非情な目が見つめ続けてきた哀切な過去の結末とは・・。

朝方、またWilliamlefがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

ご高説をありがとう。

朝方、またNovellalaHがやってきた。NovellalaHは店内中の大和撫子に投げキッスをし、NovellalaHは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

朝方、またNovellalaHがやってきた。NovellalaHは店内中の大和撫子に投げキッスをし、NovellalaHは辺りかまわず罵った。

NovellalaHは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。