大分夜も遅くなった頃、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

・・・不様としか言いようが無い。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の貴公子が店に入ってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。BridgetPigmaはつっけんどんな態度でこう言った

はい、お疲れさん。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある旦那が入ってきた。言わずと知れたMarianoren団のボスだ。Marianorenはつっけんどんな態度でこう言った

独り言なのだろうか・・・・・？

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の男が店に入ってきた。Marianorenは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。Marianorenはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

人間もここまで落ちぶれると大したものである。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人のえろいひとが店に入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

なぜここまで自信たっぷりに話せるのだろうか。・・・・理解に苦しむ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある御曹司が入ってきた。Leonardenundと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。Leonardenundは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

ここにも一人、季節の終わりに取り残された御曹司がいた。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のjonopaulがいつものように入ってきた。今夜は最悪の気分だ。jonopaulは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

未だに過去にすがって生きている。

他の客も酔いが回ってきた頃に、割とよく来るjinnuが入ってきた。冒険に大成功したらしくご機嫌だ。この男が話すことといえばいつもマドンナの事だ。

股間を掻くのだけはやめてもらいたいものだ。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある彼氏が入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。何を思ったのかマドンナの話しをはじめた。

子供達が泣いてるぞ・・・。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るRobertApawsが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。RobertApawsはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

要するに誰かの悪口が言いたいのだろう。