遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の色男が店に入ってきた。人畜無害を装ってはいるがかなり裏の顔がありそうだ・・・。もったいぶったようにこう切り出した。

人間もここまで落ちぶれると大したものである。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るJamespagが入ってきた。青年の体から高級な香水の香りが店内に漂う。Jamespagはマドンナから聞いたという話をしだした。

私はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある二枚目が入ってきた。二枚目はチャック全開に気づいている様子もない。Donaldslolaは大袈裟に手を広げて知り合いのテーブルに座った。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

まだ日も高いうちに、割とよく来るJamespagが入ってきた。どうやら苦手な上官が居ないかチェックしているようだ。Jamespagは悲愴な顔を浮かべて倒れるようにカウンターに座った。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

まだ日も高いうちに、割とよく来るJamespagが入ってきた。Jamespagはノーマルスーツ姿のまま現れた。Jamespagは癖のある訛りで喋りだした。

なかなか話し上手な女の子だ。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の坊主が店に入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

子供達が泣いてるぞ・・・。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある男性士官が入ってきた。この前新聞に載っていた男性士官だ。もったいぶったようにこう切り出した。

この男性士官は金の話しかしてこない。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の未成年が店に入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。ここだけの話と前置きをしてから長い話を始めた。

未成年のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。Pamelatapはメモ用紙を取り出すと明読し始めた。

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきた女郎に釘付けである。

まだ日も高いうちに、割とよく来るJamespagが入ってきた。Jamespagはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。Jamespagは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

何を語っても冴えない男性だ。