店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。ハンカチで汗を拭くとこう言った。

その時Williamamastは子犬のように震えていた。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るColinidemeが入ってきた。最近、体重が増えたと嘆いているらしい。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

そう言って小粋なステップでダンスを踊った。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るThomasACARLが入ってきた。二枚目は二枚目を探しているらしく、何を思ったのかミスの話しをはじめた。

・・・誰か通訳してくれ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るThomasACARLが入ってきた。ThomasACARLは数人の取り巻きをはべらせ上機嫌そうにだ。ThomasACARLは今の部隊を辞めたいというような話をしてきた。

可哀想だが私は全然話を聞いていなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るThomasACARLが入ってきた。ThomasACARLはウィンクを店にいた若者に送り、ハンカチで汗を拭くとこう言った。

この台詞に何の意味があるというのか・・・・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るColinidemeが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。Colinidemeは辺りかまわず罵った。

そう言いながらColinidemeは恍惚の表情を浮かべた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るThomasACARLが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。ThomasACARLは大袈裟に手を広げて知り合いのテーブルに座った。

・・・そして無情にも時は流れていった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るThomasACARLが入ってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。女王様から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

今夜が一段と冷えるのは深々と降り積もる夜雪のせいだけでは無いだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るJasonerastが入ってきた。Jasonerastが入ってくるなり店内が静まりかえった。Jasonerastは挨拶代わりに今しがた聞いた噂話を始めた。

若い頃は誰でも過ちを犯すものだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るThomasACARLが入ってきた。余程おなかをすかせているのだろう。ThomasACARLはメモ用紙を取り出すと明読し始めた。

「ゴミだって燃えるんだよ！」老人はそう言いたかったに違いない。