朝方、見馴れない一人の英雄が店に入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。この職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきた女に釘付けである。

朝方、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない男の子ベストテンに入るらしい。CurtisOvectは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

何を語っても冴えない男の子だ。

朝方、見馴れない一人の青年が店に入ってきた。Jacknupは終始腰を左右に揺らしている。得意万面で初恋の話をしだした。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。

朝方、見馴れない一人の英雄が店に入ってきた。dan-mebel.ru-in2と言う名前らしいがどうせ偽名だろう。箱入り娘から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

そう言ったdan-mebel.ru-in2の表情は酷く疲れていた。

朝方、見馴れない一人の学生が店に入ってきた。他の艦から転属してきてまだ日が浅いらしい。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

そう思っただけで実際には何も言わなかった。

朝方、見馴れない一人の男性士官が店に入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

それはここで言う事では無いと思うのだが・・・。

朝方、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。転属したと聞いていたが違う人物だったらしい。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

悪女に目がないらしい。

朝方、何回かここを利用しているオヤジが入ってきた。ComCASH24Kinlyという名前は覚えるのに一苦労だ。ComCASH24Kinlyはいかに軍人が儲からない職業かを愚痴りはじめた。

おつむがちょっと弱そうだ。

朝方、前に見たことがある男が入ってきた。Dennisfugというふざけた名前の男だ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

私ならとてもじゃないが、このような話、恥ずかしくて人前ではできない。

朝方、前に見たことがある御曹司が入ってきた。今夜は最悪の気分だ。JosephCrymnは悲愴な顔を浮かべて倒れるようにカウンターに座った。

可哀想に・・完全に壊れきっている。