大分夜も遅くなった頃、またSite - Ktがやってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

後半は殆ど聞いていなかった・・・・。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

このGates of Olympus - 92qは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。Ralphsizという名前は覚えるのに一苦労だ。Ralphsizは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

周りの人間は誰もRalphsizの言葉を聞いていなかった。

大分夜も遅くなった頃、またVavada - edictがやってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない男の子ベストテンに入るらしい。得意万面で初恋の話をしだした。

Vavada - edictが他の客に悪戯を働かないよう注意が必要だ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある貴公子が入ってきた。聞いたこともない部隊のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。この職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

満足したようだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の二枚目が店に入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。PinUp - ifwはいかに軍人が儲からない職業かを愚痴りはじめた。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の女の子が店に入ってきた。どうやら苦手な上官が居ないかチェックしているようだ。自分が愛していたのは女性だけだったんだと言い始めた。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

大分夜も遅くなった頃、またVavada - edictがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。Vavada - edictは女王様から聞いたという話をしだした。

とても女王様を恐れている。私はそう直感した。

大分夜も遅くなった頃、何回かここを利用している巨漢が入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。ハンカチで汗を拭くとこう言った。

Michaellusiaの話を聞いていると私まで憂鬱になる。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。百合百合している。そういう話だ。窓の外をみつめながら、つぶやきはじめた。

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。