朝方、割とよく来るBryanAtrokが入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

大した内容ではなかった。

朝方、前に見たことがある英雄が入ってきた。Keenandobと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。何を思ったのか彼女の話しをはじめた。

そう言って、得意の嘘泣きをはじめた。

朝方、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。愛銃を片時も離さない。JessicaBedはメモ用紙を取り出すと明読し始めた。

そう言いながらもセックスアピールを忘れない。

朝方、割とよく来るBillydewが入ってきた。他の艦から転属してきてまだ日が浅いらしい。Billydewは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

Billydewの言葉に時間が止まった。

朝方、割とよく来るJamesMAlが入ってきた。JamesMAlはウィンクを店にいた若者に送り、JamesMAlはいかに軍人が儲からない職業かを愚痴りはじめた。

もはや現実を直視する事はできないようだ。

朝方、見馴れない一人の男性士官が店に入ってきた。この前新聞に載っていた男性士官だ。窓の外をみつめながら、つぶやきはじめた。

もうそんな事を言う歳でも無いと思うのだが。

朝方、前に見たことがある色男が入ってきた。人畜無害を装ってはいるがかなり裏の顔がありそうだ・・・。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか私にそれをぶつけてきた。

そう言って自分の頭をコツンと殴りエヘッと笑ってベロを出した・・・。

朝方、割とよく来るDonaldGogが入ってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。DonaldGogは挨拶代わりに今しがた聞いた噂話を始めた。

この台詞を最後にしてこのガキは旅立った・・・・・。

朝方、割とよく来るRobertsomが入ってきた。この前新聞に載っていた男性士官だ。Robertsomは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

冗談にしては笑えない。

朝方、見馴れない一人の色男が店に入ってきた。人畜無害を装ってはいるがかなり裏の顔がありそうだ・・・。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

私の意識はAdamCenueの鼻の穴から伸びている一本だけ長い毛に釘付けで、話を聞いている余裕はなかった。