大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。この若造が話すことといえばいつも大和撫子の事だ。

そしてこの後、驚愕の事実が！

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある紳士が入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。女王様から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

それでよく今まで生きてこれたものだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の男性士官が店に入ってきた。この前新聞に載っていた男性士官だ。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた顔で一つの話をした。

眠くなる話だった・・・・。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがあるダンディが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。Robertdarはカウンターの隅に座った。

うん？どっかで聞いたような台詞だ・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、何回かここを利用しているオヤジが入ってきた。Josephhaddyという名前は覚えるのに一苦労だ。何を思ったのか美女の話しをはじめた。

このJosephhaddyは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある紳士が入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

周りの人間は誰もJoshuaOdonaの言葉を聞いていなかった。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。WilliamNemという名前は覚えるのに一苦労だ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

WilliamNemをMPに通報するべきか悩むところだ・・・。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の巨漢が店に入ってきた。パイロット見習い仲間の間ではそうとうの実力者だそうだ。ZoeWapは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

満足したようだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のダンディが店に入ってきた。どこにでもいるような人間だ。このダンディが話すことといえばいつも人妻の事だ。

そんな事を言っても愛する人は戻ってこない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の二枚目が店に入ってきた。二枚目は二枚目を探しているらしく、私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

この店でのトラブルはごめんだ。