大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。Jackiepahと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。Jackiepahは美人から聞いたという話をしだした。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るGilbertdotが入ってきた。Gilbertdotはウィンクを店にいた若者に送り、自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

Gilbertdotは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るEdwardDourbが入ってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。得意万面で初恋の話をしだした。

私はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るArthurreolaが入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない男の子ベストテンに入るらしい。Arthurreolaは癖のある訛りで喋りだした。

自虐的ジョークがお得意のようだ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るStacySemが入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るwalmart pharmacy viagra が入ってきた。walmart pharmacy viagra は店内中の中年に投げキッスをし、walmart pharmacy viagra は女から聞いたという話をしだした。

なかなか話し上手な中年だ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るLloydowevaが入ってきた。Lloydowevaは数人の取り巻きをはべらせ上機嫌そうにだ。Lloydowevaは辺りかまわず罵った。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るStephenFerが入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。StephenFerは貴婦人から聞いたという話をしだした。

この若造は金の話しかしてこない。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るEdwardDourbが入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。EdwardDourbは悲愴な顔を浮かべて倒れるようにカウンターに座った。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

他の客も酔いが回ってきた頃に、割とよく来るVictorStuckが入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない男の子ベストテンに入るらしい。VictorStuckは辺りかまわず罵った。

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきた生娘に釘付けである。