朝方、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。パイロット見習い仲間の間ではそうとうの実力者だそうだ。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

私はその時Thomassokの殺意を確かに感じた・・・。

朝方、またSheilasmalmがやってきた。軍曹仲間の間ではそうとうの実力者だそうだ。何を思ったのか人妻の話しをはじめた。

巨漢には二度と口を開かないでもらいたい。

朝方、何回かここを利用しているダンディが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。JosephEvegoはカウンターの隅に座った。

・・・目が完全にイッてしまってる。

朝方、割とよく来るkristiAMifyが入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。ハンカチで汗を拭くとこう言った。

口を開けば愚痴しか言わない。

朝方、割とよく来るGregoryhahが入ってきた。最近、体重が増えたと嘆いているらしい。何を思ったか自分はまだ20台なんだと激しく主張しはじめた。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

朝方、見馴れない一人の優男が店に入ってきた。こう見えても金には汚い。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか私にそれをぶつけてきた。

要は私にもパイロット見習いを薦めているのである。

朝方、何回かここを利用している女の子が入ってきた。JosephEvegoはPXの様子を伺うとこそこそ席についた。自分が愛していたのはマドンナだけだったんだと言い始めた。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの女の子だ。

朝方、何回かここを利用している女たらしが入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。FidelWrecyは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

愛を捨てたFidelWrecyの言葉はあまりにも悲しかった。

朝方、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。Anthonykabと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。Anthonykabは大袈裟に手を広げて知り合いのテーブルに座った。

その横顔は若かりし頃のAnthonykabの母親に瓜二つだった。

朝方、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。余程おなかをすかせているのだろう。ntektthは挨拶代わりに今しがた聞いた噂話を始めた。

今ここに一人の神が誕生した。