朝方、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。今夜は最悪の気分だ。Robertoxymnは怪しい通訳を通して話しかけてきた。

愛されたい。私にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

朝方、割とよく来るfixsicが入ってきた。余程おなかをすかせているのだろう。fixsicはマダムから聞いたという話をしだした。

fixsicは何故か自分の携帯電話が鳴ることに酷く怯えているようだった。

朝方、見馴れない一人の女たらしが店に入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。貴婦人から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

店内の客全員がWilliamputを優しい眼差しで見つめていた。

朝方、見馴れない一人のダンディが店に入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

そういう話は自分の胸に閉まっておいたらどうだ。

朝方、前に見たことがある女たらしが入ってきた。この女たらしにつかまったら大概の女たらしは人生の地獄を見る。前々から悩んでいることがあるらしく、眉間に皺を寄せながら相談してきた。

女の子とギャンブルと酒の話。この女たらしには3種類の話題しかない。

朝方、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。HerbertMesは癖のある訛りで喋りだした。

この台詞に何の意味があるというのか・・・・・・。

朝方、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。聞いたこともない部隊のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。Jamesdenはいかに軍人が儲からない職業かを愚痴りはじめた。

私に何か期待している口ぶりだ。

朝方、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。最近いい噂は聞かない・・・。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

この野郎の何を信じればいいと言うのか。

朝方、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

終始口元を押さえている。

朝方、前に見たことがある男の子が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

JoshuaFutは人の話を全く聞こうとしなかった。