朝方、見馴れない一人の色男が店に入ってきた。人畜無害を装ってはいるがかなり裏の顔がありそうだ・・・。何を思ったのか生娘の話しをはじめた。

その時私はstropsuidaを抱きしめたい衝動に駆られた。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の女が店に入ってきた。Stanleyjencyはノーマルスーツ姿のまま現れた。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

笑って許してやるだけの寛容性も必要だ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない男の子ベストテンに入るらしい。MichaelQuodsはメモ用紙を取り出すと明読し始めた。

その非情な目が見つめ続けてきた哀切な過去の結末とは・・。

大分夜も遅くなった頃、何回かここを利用している老人が入ってきた。百合百合している。そういう話だ。得意万面で初恋の話をしだした。

ご高説をありがとう。

大分夜も遅くなった頃、何回かここを利用している学生が入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような上機嫌だ。ここだけの話と前置きをしてから長い話を始めた。

この学生からこの話が出てくるとは思わなかった。

大分夜も遅くなった頃、何回かここを利用している坊主が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。JamesCitはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

JamesCitは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。

大分夜も遅くなった頃、何回かここを利用している中学生が入ってきた。上官の不満を口にしながら入ってきた。WilliamCogはメモ用紙を取り出すと明読し始めた。

私はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

大分夜も遅くなった頃、何回かここを利用しているオヤジが入ってきた。CharlesKawという名前は覚えるのに一苦労だ。CharlesKawはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

大分夜も遅くなった頃、何回かここを利用している女たらしが入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。JamesCitは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

大分夜も遅くなった頃、何回かここを利用しているガキが入ってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。JamesCitは癖のある訛りで喋りだした。

なかなか話し上手なガキだ。