遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の貴公子が店に入ってきた。この貴公子につかまったら大概の貴公子は人生の地獄を見る。Brianbedはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

この後、Brianbedは出入り禁止にさせてもらった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の女の子が店に入ってきた。KarlSicはノーマルスーツ姿のまま現れた。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

・・・目が完全にイッてしまってる。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かここを利用しているミスターが入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

上官に対する怒りを私にぶつけてきた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の巨漢が店に入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

読者諸君にここでタネを明かそう。巨漢はこの時重大な嘘をついていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るPedrorogが入ってきた。最近、体重が増えたと嘆いているらしい。自分が愛していたのは女の子だけだったんだと言い始めた。

思ったほど面白い話ではなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るcanadian drugstore が入ってきた。聞いたこともない部隊のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。canadian drugstore は癖のある訛りで喋りだした。

これのどこが笑える話なのだろうか？

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。LauraBaismは疲れていたらしく、テーブルに突っ伏した。窓の外をみつめながら、つぶやきはじめた。

愛を捨てたLauraBaismの言葉はあまりにも悲しかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の女たらしが店に入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。この女たらしが話すことといえばいつも箱入り娘の事だ。

flqjobkは何故か自分の携帯電話が鳴ることに酷く怯えているようだった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るPedrorogが入ってきた。言わずと知れたPedrorog隊のボスだ。この職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

店内の客全員がPedrorogを優しい眼差しで見つめていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るPedrorogが入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。Pedrorogはいかに軍人が儲からない職業かを愚痴りはじめた。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。