大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のダンディが店に入ってきた。どこにでもいるような人間だ。Brandonnedは悲愴な顔を浮かべて倒れるようにカウンターに座った。

若い頃は誰でも過ちを犯すものだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある百合な人が入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。この職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

・・・不様としか言いようが無い。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがあるミスターが入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。自分が愛していたのは小娘だけだったんだと言い始めた。

はい、お疲れさん。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある老人が入ってきた。余程おなかをすかせているのだろう。Terryemoseは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

独り言なのだろうか・・・・・？

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある未成年が入ってきた。未成年の美貌に店内中の未成年が息をのむ。FrankCekは思い出したかのようにこう言い出した。

人間もここまで落ちぶれると大したものである。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。MelissaButは悲愴な顔を浮かべて倒れるようにカウンターに座った。

なぜここまで自信たっぷりに話せるのだろうか。・・・・理解に苦しむ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の色男が店に入ってきた。人畜無害を装ってはいるがかなり裏の顔がありそうだ・・・。ハンカチで汗を拭くとこう言った。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。最近、体重が増えたと嘆いているらしい。もったいぶったようにこう切り出した。

未だに過去にすがって生きている。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある坊主が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

絡むのはやめてもらいたいものだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある若者が入ってきた。Robertaxoksはウィンクを店にいた若者に送り、Robertaxoksはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

子供達が泣いてるぞ・・・。