朝方、この店の常連のDonaldHipがいつものように入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。DonaldHipは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

私はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

朝方、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。美人から教わったという冒険者の話を歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

朝方、前に見たことがある未成年が入ってきた。未成年の美貌に店内中のマドンナが息をのむ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

朝方、前に見たことがある若造が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。Keithweentはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

なかなか話し上手な若造だ。

朝方、前に見たことがある若造が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。Davidbuhは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

朝方、この店の常連のJosephSpuctがいつものように入ってきた。JosephSpuctが入ってくるなり店内が静まりかえった。自分の手をみつめながら、つぶやきはじめた。

この優男は金の話しかしてこない。

朝方、前に見たことがある野郎が入ってきた。店に入る前からScottduathは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。Scottduathはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

野郎のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。

朝方、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。WilliamUlcetはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきたレズビアンに釘付けである。

朝方、何回かこの店を利用しているホモが入ってきた。この前評判になっていたホモだ。Stevenadvicはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

何を語っても冴えないホモだ。

朝方、前に見たことがある青年が入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。Josephtwectは周りを警戒するようにこう言い出した。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。