店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある野郎が入ってきた。店に入る前からRobertCakは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。私に酒を注文してこう言った。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のfixsicがいつものように入ってきた。fixsicと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。fixsicは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

今夜が一段と冷えるのは深々と降り積もる夜雪のせいだけでは無いだろう。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るDavidTeentが入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。DavidTeentは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

笑って許してやるだけの寛容性も必要だ。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある女たらしが入ってきた。この女たらしにつかまったら大概の女は人生の地獄を見る。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

・・・不様としか言いようが無い。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るfixsicが入ってきた。この前評判になっていたホモだ。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

ご高説をありがとう。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の若者が店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。ThomasBeetsは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

この若者からこの話が出てくるとは思わなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のDonaldwaingがいつものように入ってきた。この前評判になっていたホモだ。Donaldwaingは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

人間もここまで落ちぶれると大したものである。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。何を思ったのか老婆の話しをはじめた。

私はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。Jeffreycapという名前は覚えるのに一苦労だ。Jeffreycapは1歩もその場を動こうとしなかった。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るDavidTeentが入ってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。DavidTeentは周りを警戒するようにこう言い出した。

未だに過去にすがって生きている。