まだ日も高いうちに、前に見たことがある坊主が入ってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。無職という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

今時こういう発言をする人間がいるだろうか？

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の若者が店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。得意万面で初恋の話をしだした。

そう・・。Robbiesedは生き地獄を味わってきたのだ。

まだ日も高いうちに、またHenrymibがやってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。Henrymibはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

その時Henrymibは子犬のように震えていた。

朝方、前に見たことがある若造が入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。Morrislumはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

誰かこの若造を止めてくれ。

朝方、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

・・・誰か通訳してくれ。

朝方、前に見たことがある野郎が入ってきた。店に入る前からJamesPlatoは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。無職という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

可哀想だが私は全然話を聞いていなかった。

朝方、またfixsicがやってきた。この前評判になっていたホモだ。海賊という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

これ以上は暴力的発言が多かったので省かせてもらった。

朝方、見馴れない一人の色男が店に入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。得意万面で初恋の話をしだした。

そう言いながらMorrislumは恍惚の表情を浮かべた。

朝方、前に見たことがある女たらしが入ってきた。この女たらしにつかまったら大概の美人は人生の地獄を見る。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

朝方、前に見たことがある貴公子が入ってきた。Jessewerという名前は覚えるのに一苦労だ。Jessewerは周りを警戒するようにこう言い出した。

今夜が一段と冷えるのは深々と降り積もる夜雪のせいだけでは無いだろう。