まだ日も高いうちに、割とよく来るEdmondGoTが入ってきた。店に入る前からEdmondGoTは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

朝方、何回かこの店を利用している若造が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

箱入り娘とギャンブルと酒の話。この若造には3種類の話題しかない。

朝方、またRobertundumがやってきた。Robertundumが入ってくるなり店内が静まりかえった。Robertundumはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

このRobertundumという優男はどうも何かを隠している・・・・・・。

朝方、この店の常連のJosephTewがいつものように入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。JosephTewはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

私に何か期待している口ぶりだ。

朝方、前に見たことがある女たらしが入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。DillonLomはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

この女たらしの何を信じればいいと言うのか。

朝方、何回かこの店を利用している二枚目が入ってきた。二枚目は美人を探しているらしく、LauraWoomaはつっけんどんな態度でこう言った

LauraWoomaはその曇った瞳で何を見ていたのだろうか。

朝方、またfixsicがやってきた。fixsicはウィンクを店にいた美人に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、fixsicは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

fixsicは人の話を全く聞こうとしなかった。

朝方、見馴れない一人の青年が店に入ってきた。青年の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。この青年が話すことといえばいつも小娘の事だ。

そしてこの後、驚愕の事実が！

朝方、見馴れない一人の英雄が店に入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。Toto Saji Loginはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

それでよく今まで生きてこれたものだ。

朝方、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。この前衛兵につかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。Sajitotoは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

何を言いたいのかサッパリ分からない。