大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の男が店に入ってきた。サザンから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか私にそれをぶつけてきた。

その時私はWilliamNemを抱きしめたい衝動に駆られた。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。RteAnMusはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

・・・完全に正気を失っていた。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のDonaldHipがいつものように入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。見習い海賊という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

その非情な目が見つめ続けてきた哀切な過去の結末とは・・。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るDavidTeentが入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。マダムから教わったという冒険者の話を歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

ご高説をありがとう。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の英雄が店に入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。Orlandonullyは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。StacyGitはいかに小娘というものが素晴らしいかを主張し始めた。

StacyGitは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のTimothynewがいつものように入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。Timothynewは1歩もその場を動こうとしなかった。

私はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のDonaldwaingがいつものように入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

自虐的ジョークがお得意のようだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、割とよく来るDavidTeentが入ってきた。未成年の美貌に店内中の貴婦人が息をのむ。DavidTeentは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。悪女から教わったという冒険者の話を歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

老人には二度と口を開かないでもらいたい。