まだ日も高いうちに、見馴れない一人のえろいひとが店に入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。葉巻をもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

多分自分でも何を言っているのか分からないのだろう。

まだ日も高いうちに、何回かこの店を利用しているミスターが入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。Thomashigは辺りかまわず罵った。

何を言いたいのかサッパリ分からない。

まだ日も高いうちに、割とよく来るStevenadvicが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。何を思ったのか老婆の話しをはじめた。

うん？どっかで聞いたような台詞だ・・・・・。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の未成年が店に入ってきた。未成年の美貌に店内中の年増が息をのむ。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

そう言って、得意の嘘泣きをはじめた。

朝方、何回かこの店を利用している紳士が入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。Scottduathはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

そう言いながらもセックスアピールを忘れない。

朝方、またJosephSpuctがやってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない男の子ベストテンに入るらしい。JosephSpuctは最近の女性がいかに腹立つかを力説しはじめた。

JosephSpuctの言葉に時間が止まった。

朝方、前に見たことがある巨漢が入ってきた。こう見えても金には汚い。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

もはや現実を直視する事はできないようだ。

朝方、前に見たことがある男が入ってきた。冒険に大成功したらしくご機嫌だ。Williamvollaは思い出したかのようにこう言い出した。

そんな事を言っても愛する人は戻ってこない。

朝方、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。Vernonalconは辺りかまわず罵った。

そう言って自分の頭をコツンと殴りエヘッと笑ってベロを出した・・・。

朝方、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。この前衛兵につかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。DouglasJexは1歩もその場を動こうとしなかった。

この台詞を最後にしてこの紳士は旅立った・・・・・。