大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。Williammakは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

口を開けば愚痴しか言わない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。無職という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある若造が入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。CandiceIdemnは1歩もその場を動こうとしなかった。

要は私にも無職を薦めているのである。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある二枚目が入ってきた。二枚目はチャック全開に気づいている様子もない。CandiceIdemnは思い出したかのようにこう言い出した。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの二枚目だ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがあるプリンスが入ってきた。愛玩人形を片時も離さない。Stacieunackは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

何故、本当の自分を偽るのだろうか。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るHollyPlozyが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。HollyPlozyは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

その横顔は若かりし頃のHollyPlozyの母親に瓜二つだった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、割とよく来るAmandahizが入ってきた。この女たらしにつかまったら大概の美女は人生の地獄を見る。Amandahizはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

今ここに一人の神が誕生した。

他の客も酔いが回ってきた頃に、何回かこの店を利用しているミスターが入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。このミスターが話すことといえばいつもえろいひとの事だ。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またHenrymibがやってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

この若者もたまには語りたいのだろう。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。danは周りを警戒するようにこう言い出した。

本当はこの先も続くのだが、ただ長くなるだけなのでここで割愛させていただく。