遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の男が店に入ってきた。サザンから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。女の子から教わったという冒険者の話を歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

可哀想だが私は全然話を聞いていなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るia8__Nugが入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。ia8__Nugはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

この台詞に何の意味があるというのか・・・・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある野郎が入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。無職という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

私に何か期待している口ぶりだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のLasMujeresPDFbycleがいつものように入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。LasMujeresPDFbycleは思い出したかのようにこう言い出した。

・・・そして無情にも時は流れていった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用しているジェントルマンが入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。BarryNeallは1歩もその場を動こうとしなかった。

終始口元を押さえている。口臭を気にしているようだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。得意万面で初恋の話をしだした。

RonaldCareeは人の話を全く聞こうとしなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るia8__Nugが入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。ia8__Nugはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

「ゴミだって燃えるんだよ！」老人はそう言いたかったに違いない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。愛玩人形を片時も離さない。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

多分自分でも何を言っているのか分からないのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している老人が入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。この老人が話すことといえばいつも女の子の事だ。

独り言なのだろうか・・・・・？

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るia8__Nugが入ってきた。店に入る前からia8__Nugは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

大した内容ではなかった。