遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。CharlesBrosyはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

要するに誰かの悪口が言いたいのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある御曹司が入ってきた。今夜は最悪の気分だ。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

御曹司のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のfixsicがいつものように入ってきた。二枚目は彼女を探しているらしく、fixsicは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

殆ど逆ギレだ・・・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している青年が入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。Josephtwectは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

そう言って口の周りをゆっくり舐め回した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある男が入ってきた。冒険に大成功したらしくご機嫌だ。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある巨漢が入ってきた。こう見えても金には汚い。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

私はこの時のGilbertsatの笑顔を未だに忘れない。

まだ日も高いうちに、何回かこの店を利用している男が入ってきた。サザンから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。私に酒を注文してこう言った。

世も末だ・・・。

まだ日も高いうちに、割とよく来るStevenadvicが入ってきた。サザンから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。Stevenadvicはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

まるで頭の足りないオークの会話だった。

まだ日も高いうちに、割とよく来るHenrymibが入ってきた。未成年の美貌に店内中の乙女が息をのむ。私に酒を注文してこう言った。

どう聞いても自慢話だった。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある旦那が入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

おつむがちょっと弱そうだ。