店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある若者が入ってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。Stevenadvicは最近の美人がいかに腹立つかを力説しはじめた。

Stevenadvicは一度医者に診てもらった方がいいかもしれない・・・。

店も賑わいを見せる頃、何回かこの店を利用している女たらしが入ってきた。この女たらしにつかまったら大概の人妻は人生の地獄を見る。人妻から教わったという冒険者の話を歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

中身の無い女たらしだ。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のJosephSpuctがいつものように入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。葉巻をもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

そう言って体をピクピク痙攣させた。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある若者が入ってきた。JeromeVaxは終始腰を左右に揺らしている。JeromeVaxはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

社会に対する怒りを私にぶつけてきた。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある若者が入ってきた。サザンから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。RaymondNepはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

声はでかいが中身は無い。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある巨漢が入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。私に酒を注文してこう言った。

思ったほど面白い話ではなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のJosephSpuctがいつものように入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない男の子ベストテンに入るらしい。この男の子が話すことといえばいつも淑女の事だ。

これのどこが笑える話なのだろうか？

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある男が入ってきた。DavidVAfというふざけた名前の男だ。DavidVAfは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

愛されたい。私にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用しているプリンスが入ってきた。愛玩人形を片時も離さない。Randellgricaは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

Randellgricaは何故か酷く怯えているようだった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の二枚目が店に入ってきた。二枚目はチャック全開に気づいている様子もない。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

そう言って小粋なステップでダンスを踊った。