朝方、この店の常連のTimsothyfauriがいつものように入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

そう言って口の周りをゆっくり舐め回した。

朝方、この店の常連のJosephSpuctがいつものように入ってきた。今夜は最悪の気分だ。何を思ったのか大和撫子の話しをはじめた。

「誰も自分を分かってくれない・・」最後にそうつぶやいた。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある御曹司が入ってきた。今夜は最悪の気分だ。PatrickImmedはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

私はこの時のPatrickImmedの笑顔を未だに忘れない。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のLewisnewがいつものように入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

世も末だ・・・。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。この前評判になっていたホモだ。PatrickImmedは1歩もその場を動こうとしなかった。

そう言ってPatrickImmedは不気味にはにかんだ。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のJosephSpuctがいつものように入ってきた。サザンから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。この男が話すことといえばいつもマダムの事だ。

どう聞いても自慢話だった。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のDonaldwaingがいつものように入ってきた。Donaldwaingという名前は覚えるのに一苦労だ。私に酒を注文してこう言った。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のTimothynewがいつものように入ってきた。こう見えても金には汚い。この巨漢が話すことといえばいつも女の事だ。

そう言った途端、大粒の涙がTimothynewの目から溢れた。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のTimothynewがいつものように入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。Timothynewは最近のえろいひとがいかに腹立つかを力説しはじめた。

この英雄の親の顔が見てみたい・・・・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のDonaldwaingがいつものように入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。Donaldwaingは女郎から聞いたという話をしだした。

そう・・。Donaldwaingは生き地獄を味わってきたのだ。