まだ日も高いうちに、前に見たことがあるダンディが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか私にそれをぶつけてきた。

このダンディもたまには語りたいのだろう。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の青年が店に入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。Williamcendaはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

本当はこの先も続くのだが、ただ長くなるだけなのでここで割愛させていただく。

まだ日も高いうちに、前に見たことがあるガキが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

台詞がどれだけ立派でもこのガキが言っては・・・・・・。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある男の子が入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない男の子ベストテンに入るらしい。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

慰めはいらない。要はそれが言いたいのだろう。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある彼氏が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。Jameswepはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

Jameswepはその曇った瞳で何を見ていたのだろうか。

朝方、見馴れない一人の坊主が店に入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。Jasonmumは今の仕事の無職を辞めたいというような話をしてきた。

Jasonmumの話よりJasonmumという名前の方が笑える。

朝方、前に見たことがある青年が入ってきた。青年の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。Jameswepは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

一体全体どうなってしまうと言うのか！

朝方、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。Michaelwagは1歩もその場を動こうとしなかった。

それでよく今まで生きてこれたものだ。

朝方、見馴れない一人の旦那が店に入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。人妻から教わったという冒険者の話を歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

眠くなる話だった・・・・。

朝方、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。Orvillesafは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

後半は殆ど聞いていなかった・・・・。