遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している優男が入ってきた。JosephSpuctが入ってくるなり店内が静まりかえった。JosephSpuctはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

私はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用しているミスターが入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。Timothynewは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またabeliがやってきた。店に入る前からabeliは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。abeliは辺りかまわず罵った。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

なかなか話し上手なジェントルマンだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある彼氏が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。Prestonresという名前は覚えるのに一苦労だ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

このオヤジは金の話しかしてこない。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある英雄が入ってきた。Flirtmalと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

英雄のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。

まだ日も高いうちに、またabeliがやってきた。食えない・・・その手の人間だ。自分の手をみつめながら、つぶやきはじめた。

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきたレディに釘付けである。

まだ日も高いうちに、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。自分の手をみつめながら、つぶやきはじめた。

何を語っても冴えないオヤジだ。

朝方、何回かこの店を利用しているホモが入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。Georgetixは思い出したかのようにこう言い出した。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。