UO日記

ここに掲載したのは、ウルティマオンライン初期に私が旅した旧き良きブリタニアの物語です。
当時使っていた私のBBSで短期集中連載してました(笑)。


「この良き世界の思い出に R」 その一[97/9/29 5:09]

 記念すべき日。私はついにブリタニアへとやってきた。
 幾多の冒険が待ち受けているであろうこの世界へ。

 光、闇…一瞬のめまい。
 ここは……トリンシックの街。
 今度の体はまだまだひ弱で脆弱な、まさに人間そのものであった。予想していた程の賑わいは無く、辺りは暗くなりつつある。この見知らぬ町で何ができるのか、そんな事を考えつつ町をうろつく。時々走り抜ける人々は私と同じように何かを求めてさ迷っているようだった。

 この町は驚くほどに広い。私は幾つかの店を訪れ、商品を眺め、自らの懐具合に危機感をおぼえた。100GP。それが全財産だった。ほんの何日かを生き延びるためにそれが使い果たされてしまうのは目にみえていた。
「狩りの時間ダ……」(ヲイ)
 私は獲物を求めてトリンシック西のゲートから旅立った。

 暗い森を抜け、美しい花々の咲き乱れる平原を越え、暫く獲物を求めてさ迷ううちに朝が来た。結局その間なにも見付ける事も出来ず、落胆しつつ歩いていると……
「ウゴぁ…」「ヴウゴァ……」
 何やら怪しげな声が聞こえる。その方向にあたりを付けて進んでいくと、突然オークが目の前にあらわれた。
とてもこのひ弱な体ではオークに勝てん。そう判断した私はくるりと背を向けて逃げ出した。その途中、同じくさ迷っているらしい旅人に会う。話し掛けようとしていたらオークが追いついてきた。
 その旅人は無造作にオークに近づくと、一撃、二撃…そして、悲鳴をあげて地に倒れた。私はそのまま再び逃げ出すのだった。(やはりいきなり怪物は無理である)


「この良き世界の思い出に R」 その二[97/9/29 5:28]

 やはりいきなり森に入り込むのは危険だ。そう考え直した私は、街道沿いにブリテインを目指す事にした。街道ならばそれほど危険な旅ではないだろう。

 走る、走る。ただひたすら走る。
 この世界は実に広大だ。うねうねと曲がりくねった街道をひた走る私の目になにやらテントらしきものがうつる。恐る恐る近づくと、青い布地の真新しいテントだった。誰もおらず、ただ何故か食事の用意だけはしてあるようだった。………いただきます。(ヲイ)
 しばらく待ってみても誰も来ないので。その場を後にする。

 また暫く走り続けると、今度は石造りの建物が見える。そこにはヒーラーと衛兵がおり、どうやら街道に点在する詰所のようなものらしかった。しばらく彼らと話をしたりしていると、一人の男が駆け込んできた。
「衛兵!!」
 衛兵を呼ばわると次に私に話し掛けてきた。
「トロールが来るぞ!!」
 そのまま詰所の二階へと駆け上がる彼。同時に私の視界に巨大なトロールの姿が……そのまま私も二回へと駆け上る。恐る恐る待つ事暫し。
「どうなったんだ?」
「さぁ?」
 辺りは静まり返ったままで、トロールの声も、悲鳴も、何も聞こえては来ない。
「見て来るよ」
 と言って階下に消える名も知らぬ旅人。そして…
「あいつはいっちまったみたいだ」
 という声に、やっと安心して私も階段を降りるのだった。(あとで解った事だが、衛兵の強さは凄まじく、大概の怪物は一撃でやっつけてしまうらしい)

 トリンシックに向かうという彼とはそこで別れを告げ、私はそのままブリタニアを目指すのであった。

教訓。街道も決して安全ではないらしい。


「この良き世界の思い出に R」 その三[97/9/29 5:52]

 ロードブリティッシュの居城のあるブリテインは、さすがに人々で賑わっていた。
 酒場やいくつかの店を覗き、多少買い物もしてみる。何だか良くわからない無人の建物の中に、無造作に物が落ちている。有り難く戴こうとするが…どうやらこれも盗みを働く事になるらしい。………私は今までにそんな事に手を染めた事は無いのでそんな事が可能だとは思えなかった。(盗む技能は実に2%ばかり)
 だが、これを売り払えば多少の金にはなるだろう…と、少し悩みつつも懐にいれてしまう。実に簡単な事だった。他にもまだ物があるので…と、続けて戴こうとした所…
『ぼひゅん』
 何者かがテレポートアウト、そして問答無用でわたしにハルバードの一撃を加える。
 衝撃、だが痛みを感じる間もなく意識は途切れ…暗転。
(私はどうやら死んだようだ。噂には聞いていたが、この国の法律では街で盗みを働けば即死刑らしい。まさに、『悪・即・斬』…である)

 だが、私の魂は決して滅びる事は無いのだ。
 白いローブに身を包んだ私は、床に転がっている【昔の】私を見下ろしていた。そそくさとその装備品を回収すると、私はそこを逃げ出した。(今考えると恐ろしい事だが、その場復活しているのである)

 港で一息ついた私は、もう一つの私の特技である料理を試してみる事にした。手ごろなところでは小麦を水でこねて焼き上げれば出来上がりなパンから始めてみる。
 樽にたまった水を使い、こねる、こねる、こねる………
 後はこれを焼き上げるだけである。酒場にいって調理場を貸してもらいパン焼きに挑戦する。失敗失敗失敗成功…失敗しても、また焼けばいつかは成功する。……何を作っているんだ、俺様?
 まぁ、細かい事は気にせずに、これをパン屋に売りに行く。このブリテインがまた広いのだが、なんとか発見する事が出来た。パンは一個3GPで買い取ってくれるらしい。小麦一袋が2GPで、そこから二十数個のパンが作れるのだから、時間は多少かかるが割の良い稼ぎになりそうだ。こうして、私はここに住み込みでパン屋見習いにをする事になる。

今日の教訓。『悪・即・斬!』


「この良き世界の思い出に R」 その四[97/9/29 6:05]

(どうやらバックアップに失敗されたらしい。データがここに着いたばかりのものに戻っていた。しかしGMがお詫びに500GPをくれたのでまあ良しとするか)

 俺は今日もパンを焼く。なんだかこの作業が好きになってきたような気がする。このままここでパンを作って暮らすのも悪くはないかもしれない……などと一瞬思いはしたが、私は冒険をするためにこの地へ来たのだという事を思い出す。
 パン屋の店主の隣でパンを焼きつつ、誰かが買い物をして店主に収入があったら即座に私の在庫を売りつける。たまには他の旅人に私の焼いたパンを所望される事もあり、すこし嬉しく思う。一個4GPで10個ばかり買って
くれるという。ちょうど残りが13個ばかりだったので、感謝の気持ちで3個サービス♪

 この頃になると、200GP程の預金も出来たので装備を新調する事にする。今までずっと白ローブに白いマントで町中を駆け回っていたから服も新調する。残念な事に、私の買った皮鎧は筋力が足りず切られないようだった。そのため、訓練を兼ねて森で狩りを始める事にする。

教訓。「サービス、サービスぅ」(謎)


「この良き世界の思い出に R」 その五[97/9/29 6:37]

 ブリテイン東に伸びる街道。そこには森のなかに、狩猟場に丁度良い開けた空間があり、私以外にも何人かが狩りに励んでいた。
 あまり近くでは獲物も居ないので、そのまま東へと向かう。暫く進むと、何やら山羊か何かの悲鳴がする。恐る恐る近づくと、巨大な蠍(ジャイアントスコーピオン)が山羊を襲っているらしかった。当然山羊は死に、血がじわーっと広がる。巨大蠍はそのまま動かない。…と変な音がする。
……ゲッ!!巨大蠍がその血を啜っているではないか。
 地面に流れた血が無くなると、奴はまた動き出した。勿論標的はこの俺だ。そのまま脱兎のごとく森へ駆け込み、ショートカットして街道へ飛び出してそのまま東へと全速力で駆けてゆく。…と、
「%*(^&#(#*%」」
 声に見上げると、今度はガーゴイルがいる。辺りをよくよく見回してみると、木々の影に双頭の巨人(エティン)が、そして大蜘蛛までもがいる。絶体絶命。こんな奴等に掴まったら確実に死が待っている。

 どういう道を進んだのか憶えていないが、森に飛びんだ私は木々をかきわけ、道を探しながらなんとかブリテインまで逃げ帰る事が出来た。

教訓。ブリテインの東には危険がいっぱい。 (今はPKが多く、別の意味で危険がいっぱいである(笑)


「この良き世界の思い出に R」 その六[97/9/29 10:07]

 狩りを続けるが、何度か死にかかる。
 黒豹の獲物を横取りしてかじられたり、モンスターの死体かと思って目玉の化け物(ゲイザー)をバラそうとしてバラされかかる。おまけに休んでいる所を蛇に襲われたりもした。
 仕方が無いので、大人しく弱い動物相手に練習をする事にした私は、小鳥や鶏、鼠や兎を集中的に狙った。
 気が付くと鳥の羽根がたまっている。これは矢を作る際使うものであるが、私は弓なぞ使わないので必要も無く、弓職人の所へ売りに行った。

「一個15GP」
 ………は?今何とこのオヤジは言ったのだろう。目の錯覚か(耳だろう^^;;;)、それとも何らかの間違いなのか。その時私は21枚ほど羽根を持っていた。それを売り払うだけでもう315GPなのだ。迷う事は無く、最速で売った私は再び狩猟場へと向かった。

 暫くは鳥に狙いを定めた狩りが毎日行われ、私は労せずしてかなりの金を稼ぐ事が出来た。皆が矢を買い求めるせいなのか、一枚27GP、35GP……と羽根の値段は高まって行き最高値では一枚60GPまでになった。これはもう明らかに異常で、この頃になると皆それに気付いたのか、弓職人の店は大繁盛であった。…まぁ、誰もが売りに来ているだけだったようだが。皆店内で待ち構えていては、誰かが買い物をしたのを見計らっては羽根を売りつける。
 だがそうなるともう、弓職人には買い取るだけの手持ちが無くなり、次第に客足も衰える事になる。それとともに羽根の値段も落ち着きを見せ、再び店には平穏が戻った。この羽根の価格高騰に最初から関わっていた私はそれでも1000GP近くを稼ぐ事が出来た。金を入手できた事はもちろん嬉しいが、それ以外でもこのような現象を体験できたのは貴重であろう。

教訓。商売で儲けるためには人よりも一歩先んじろ。

*ちなみに、羽根の価格高騰はバグだったらしい(笑)。このあたりで、当時のブリタニア市民の金のなさが伺えて笑えるものがある。


「この良き世界の思い出に R」 その七[97/9/29 10:30]

 ある程度金を貯える事に成功した私は、かねてからの計画どうり、武装を強化する事にした。私の主武器はメイスなので、これをウォーメイスにして、さらに兜を購入する事にした。
 洋服屋で染め物用の道具を買い求めて服やローブ、皮鎧を黒く染め上げる。そして兜(黒いnosehelm)をかぶり、ウォーメイスを手にした私の姿はもう、 まんま悪の手先である。
 さすがにこの姿で旅をしていると恐れられるようで、皆少し私を避けて歩く。なかなか気分がよろしい。(ヲイ)

 ウォーメイスの威力はかなりのもので、今までは何度も叩かなくては殺せなかった動物なども、2〜3回の打撃で仕留める事が出来るようになった。これらの装備のお陰で、普通の動物なら恐れる必要も無くなり雄山羊やラマなども新たな獲物として狩りを続けた。
 …と、一人の旅人が山羊を相手に苦戦している。
「助けて!」
 …助けてって、自分から山羊攻撃したのだろうが。などと思いつつも援護にはいる…と、二人で山羊を囲んで仕留めようとすると、草木をかき分けて巨大蠍が出現。
「逃げろ」「逃げろ!」
 慌てて逃げ出す二人(笑)。

 その後、まだ初心者らしいその旅人に狩りで得た肉を切り分けてやり、町外れでキャンプを張って腹ごしらえをしつつ、基本を教えてあげるのだった。
 …俺様って親切?

教訓。人は見掛けによらず。(何か違う)


「この良き世界の思い出に R」 その八[97/9/29 10:48]

(今日から椅子に座れるようになった。今までは椅子にひっかかると妙な動きをして何度も引き戻されたりして非常にストレスが溜まったので結構うれしい改善だ。)

 魔法屋に行こうとすると、橋の前に机と椅子を置いて陣取っている男がいた。
「ハムを売るよ」
 でん…と机の上に無造作にハムを置く。
「他にもまだ色々あるよ。ベーコンに…」
 露店みたいなもんだな。少しすると他にも客がやってきて、ハムを買って帰っていく。確かにこれならただ突っ立って売るよりも目に付いて注意を引く事が出来そうだ。
 …と、話をしていると大蜘蛛が街に入って来る。慌てて逃げ出そうとすると、何とそれは他の冒険者のペットだった。
「命令できるのかい?」
「クール!」
「どうやってモンスターをペットにしたんだ?」
 たちまち人が集まって来る。ちょっと羨ましい俺だった。

 港で風に当たって一休み。港では大抵だれかが釣りをしても釣った魚はそのまま置いていく事が多く、辺りにゴロゴロと転がっている。こんなでかい魚が2GPでしか売れないんだよなぁ…。
 そのまま酒場へと向かう。もう夜なので野外に出て狩りをするのも危険すぎるし、特に何をする目的があったわけでもない。酒場の奥のテーブルにどっかりと座って、給仕娘に注文してぼーっとしていると、二人の給仕娘が寄ってきて俺のテーブルに座る。うぅむ、ちゃんと接客もするように教育されたのだな。

教訓。酒場のおねーちゃんにチップをあげよう。(ヲイ)

*ちなみにそれは偶然だったらしいが、偶然とは思えない動きで二人違う方向から寄ってきて、ぴたっと俺の両隣に座ってそこで止まるのでそうとしか思えなかったのだ(笑)。


「この良き世界の思い出に R」 その九[97/10/5 13:01]

 最近、にわかに活気付いてきたような気がする。街道を旅していても必ず何組もの旅人に会うし、街の表通りにも昼夜を問わず無数の人々が行き交う姿を見かけられる。
 しかし、それとともに治安が悪化したのだけは気に入らない。愚かな盗人たちが盗みを繰り返しては衛兵に斬られる光景を街のあちこちで見かける。愚かな盗人の屍は装備を剥ぎ取られそのまま野ざらしにされるのだ。

 そして、活発になったのは怪物共も同じだ。ここ一ヶ月の間にすでに二度、Cove南の廃墟にオーク、トロール等の軍勢が集結した事が確認されている。幸いその二回とも、討伐に向かった冒険者たちによって怪物の混成軍は壊滅している。二回目は私も少しだけ参加していたのだが、オークに殴り掛かった所で私の記憶は途切れ途切れで、あまりはっきりとしていない。何人かの魔術師の呼び出した巨大な悪魔が双頭の巨人と組み合い、無数のオーク達の屍が転がる戦場をこれまた無数の戦士達が突き進む。魔法で生まれた雷が何度も降り注ぎ、武器のぶつかり合う音と叫びを打ち消した。充満する血の匂いが私を極度の興奮状態にさせたのだろうか。気が付いたのは、もうほとんどが終わりかけている頃だった。

教訓。密集すると処理が追いつかなくなって落ちる(謎)。

*調度この頃UOが店頭で一般売りされはじめて、一般ユーザー(?)がどどーっと押し寄せてきました。それまでのプレイヤーのような、どうしてもUO世界で冒険をしたい…という人たちでなく、ただゲームを遊ぶために購入した自分勝手なプレイをするプレイヤーが急増して、ブリタニアは荒れに荒れました。そして今も世界は混沌に満ちているのです…。


「この良き世界の思い出に R」 その十[97/10/5 13:22]

 我々は洞窟に閉じ込められた。
 この目で確認しただけでも10体の双頭巨人とそのペットである巨大蠍がこれもまた8匹以上、この洞窟の外に待ち受けている。
 この洞窟に探検に来るようになって数日だが、これは明らかに異状事態だった。
 既に何度か、勇敢な冒険者達が突破を試みている。だが半数が戻り、ほぼ半数が大地に倒れ伏している。無事この包囲網を突破出来たのはほんの2〜3人だけだろう。
 私自身何度か突破を試みたが、奴等は洞窟を出た所で我々を待ち構えている。この暗い洞窟に慣れた目が普段の調子を取り戻す時間さえ与えずに襲い掛かって来るのだ。
 そしてこの洞窟事態、安全とは言い難かった。宝物庫には恐るべき4体の『不死の王』が待ち受けていたし、下層に住まう竜が地表に一番近いこの階層まで這い上がってきているのだ。
 まさに絶体絶命の状況だった。残された我々は脱出の作戦を考えていた。あるものは再び洞窟奥部へと向かい、またあるものは神に祈りをささげていた。私には、神がこの状況に救いの手を差し伸べてくれるとは思えなかったのだが。
 我々にとっては時間との勝負もあった。朝か、援軍か。どちらでもよいから早く来てくれ(謎)。

教訓。出口での待ち伏せに気を付けよう(含むPK)。

*この頃、GMによるモンスター配置は狂ったようなものがありました。普段、PC冒険者が多すぎてどこのダンジョンにもモンスターが居ないので、皆が皆GMに「モンスターがいないぞ、なんとかしてくれ」「もっとモンスターを!」とか好き勝手に不満をGMコールしたところ、出るわ出るわ。モンスターの報復によってGMの不満を晴らそうとするかのような大軍団が(笑)。
ディスパイス一層でリッチ40匹、二層がリザードマンとグールで埋まっているとかありましたね(笑)。三層はドレイクとかだらけだったし。


 さて、彼の日記はこのあたりで途切れています。
 きっとあのまま全滅したんでしょう(笑)。…とまあ、その後の事はまたいずれ記すとして話を続けますか。
 この頃からPKがはこびりだし、どこのダンジョンに行ってもモンスターは全滅していて出会うのはPK。まさに道を歩けばPKに出会う…という感じでした。はじめた当初からの気の良いプレイヤー達はその現状に嫌気が差して去ってゆき、残ったのは本当に我慢強い人か、まだ希望があると信じられる人だけになりました。
 それでもこのころ、街で私と友人を含む数人のグレートロードでパーティーを結成して、当時治安が最悪で通商はほぼ不可能だったブリテイン〜トリンシック間を移動したいという商人(生産キャラとか)達と、まわりにいたまだ皮装備くらいの駆け出し戦士で商隊を組んで、街道を旅する商隊の護衛をやってみたりもしました。
 結局かなりの大人数だったせいもあってか、襲撃はありませんでしたが緊張感もあり、非常に面白かったです。こんな事が出来たのも、その頃はまだ皆魔法なんて使えずリコールやゲートなんて知らない人がほとんどだったからです。
 秘薬も入荷数が少なく、値段も今の倍が最低価格で、1000GPなんて大金を見たこともない人がほとんどだった当時では買うのがほぼ不可能だったので、魔法はほぼPK専用でした(笑)。
 もう二年目。これだけ長く一つのゲームを続ける事が出来るのも希ですが、本当に色々な事がありました。UOのせいで現実の俺がピンチになったりもしましたが(笑)。
 そしてまだまだUOの世界は続きます。少しづつその姿を変えながら。これだけ遊べるゲームに出会ってしまった俺の不幸と、その幸運に。そしてこの良き世界に。

 祈る気持ちを忘れる事なく…

 

 

HDDの片隅から発掘されたUOパシフィックサーバーでの思い出スクリーンショットを数点


私をUOに誘ってくれた友人と…

みんな装備が貧弱です(w

 


パン焼きメイサー頑張るの図

イベント中。さりげなくGMが…

 


人が集まりすぎて落ちて戻るとゴミだらけ…

一般人を護衛中…